EXO-AS’s diary

色々なエキゾチックアニマルの育成方法や情報交換を目的にしたブログです

リクガメには温浴は必要なの?

久々の更新ですので冬にちなんだ♨的なお話を。
必要か不必要かで意見が二極化しますが、私的には温浴はさせています。
温浴の目的としては…

・尿酸の排泄を活発にさせる
・体温を上昇させることで餌食いを活発にさせる
・補助的な水分吸収としての役割

温浴する温度としては34~38℃を目安にすると良いと思います。
水量は呼吸が出来て甲羅の腹面がしっかりと浸かっている位が良いです。
溺れさせずに内臓を温めてあげるという感じですね🐢

ただし、温浴後はタオルで全身の水気を取ってあげるタウェリングが必要です。
水気があると蒸発するときに熱を奪ってしまいますので注意が必要です。
頻度は毎日する方もいれば週一回の方もいます。私は週一回のペースで主に排泄のチェックをしながらの全身のチェックのために行っています‼
自然界では行わない行為ですのでさせるべきではないという考えもわかりますが、そもそも日本にはいないリクガメを飼養していますのでよりベターな体調管理をと考えてする温浴という行為は間違っていないと思います♨

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リクガメと暮らすまで!!「病気を知る編」

どんな生き物でも、体調を崩し病気になってしまう事があります。
特に現地採取個体が多いリクガメ君では体調が悪い兆しを見落とすと命取りになる場合があります。
これはリクガメ君が特殊なのではなく現地採取の様々な種に特に多く見られます。自然界では弱った固体から捕食者に狙われてしまいます。なので弱った姿を隠す傾向にあります。ですので、日々の観察は非常に重要になります。

ではリクガメ君にはどの様な、初期症状や病気があるのか紹介します。

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「顔に現れる症状」

「目の異常」
①目が開かない
「重度の全身的障害があると、カメは目を開きません。もちろんビタミンA欠乏症などでもまぶたが腫れ上がって目が開かなくなります。目が開かなくなるとご飯を食べに行けなくなるのでより障害が進行してしまう場合があります。」

②目が濁って見える、結膜が腫れる
「異物の刺激や、軽い外傷などによる結膜炎であることが多いです。床材、室内環境(タバコの煙や化粧品、殺虫剤など)に注意しましょう」

③目の色が変わる
「リクガメ君では殆ど見られない症状です。水晶体レンズの異常や何かしらの影響で眼球の圧力が変化することで症状が現れます。」


「口と鼻の異常」
①鼻水
「リクガメ君が正常な生理反応で鼻水を出す事は絶対にありません。何かしらの呼吸器系疾患の可能性があります。」

②頻繁にアクビをする
「アクビは問題はありません。ですが頻繁にアクビをするようだと呼吸系疾患の可能性があります。疾患に陥ると肺に空気を取り込みたいためにアクビを頻繁にするようになります。」

③よだれを垂らす
「消化器系の疾患の疑いがあります。腸内にガスが溜まる鼓腸症や腸閉塞の可能性があります。」

④口の中が黄色、白色になっている
「口の中に白い塊が現れている場合、マウスロッドの可能性があります。口腔内が傷付けられるのが原因で膿が溜まってしまった状態です。処置が遅れると敗血症になる場合があります。また口の中が黄色に見える場合は黄疸が現れている場合があります。黄疸はホルモン異常や内臓疾患が原因の場合があります。」


「鼓膜の異常」
①鼓膜が腫上がる
「リクガメ君には人間のような耳介とよばれる耳がなく、鼓膜がむき出しになっています。鼓膜内に異常が生じる中耳炎や膿瘍による鼓膜部分が腫上がる場合があります。」


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「甲羅や皮膚に現れる症状」

「皮膚の異常」
①ダニ
「最近ではリクガメ君を散歩させる方も増えています。リクガメ君を草原などで散歩させるとマダニが寄生する場合があります。マダニは四肢の付け根などに寄生する場合が多いです。」

②皮膚が赤むける
「丈夫に見えるリクガメ君の皮膚もバスキングランプや散歩時のアスファルトによる火傷により皮膚が赤むける場合があります。」

③皮膚が切れる
「多頭飼育している場合に見られます。他のリクガメ君の甲羅により皮膚が切れる場合があります。」


「甲羅の異常」
①甲羅から出血する
「高所からの落下により甲羅が割れ出血する場合があります。出血が見られなくても落下時には内臓にダメージを与える場合が多いです。」

②甲羅が柔らかい
「甲羅が正常に成長していない場合に見られます。原因としては紫外線不足やカルシウム不足、内臓疾患等が考えられます。」

③甲羅に穴が開く
「細菌感染等により穴が開く場合があります。シェルロットと呼ばれる症状で治療しないと穴が広がっていきます。」


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「排泄物・総排泄腔の異常」

①便がゆるい
「水分の多いご飯を与えすぎた場合や寄生虫感染が疑われる場合に見られます。食物繊維が多い食事にまずは変えてみましょう。」

②便が硬い(異常にきばって排泄する)
食物繊維の多すぎるご飯や脱水の場合に便秘によるきばるような排泄が見られることがあります。温浴の回数を増やしてみましょう。」

③血尿がでる
「血尿と言われると結石により尿道が傷ついたと思われるかもしれませんが、血尿には血尿と血色素尿の二種類があります。血中のヘモグロビンが破壊された場合にも薄いピンク色の尿をします。」

④便の色の異常
「野菜を中心としたご飯を与えているのに黒色便や黄色便が出る場合には内臓疾患がある場合があります。」

⑤総排泄腔の異常
「オスの個体ではペニス脱と呼ばれる、ペニスが何かしらの影響により総排泄腔に戻らなくなる場合があります。」


これらの症状が見られた場合、動物病院にて検査を受ける事を強く勧めます。
小さな症状の裏に大きな病気が隠れている場合も多々あります。

トゲオアガマと暮そう!!「生態を知ろう編」

リクガメ君に続き、今回はトゲオアガマと暮らすまでに必要であろう情報を紹介していこうと思います!!
今回は、一般的に流通しているトゲオアガマと生態について紹介します!!
正直、ネット上ではあまり情報がまとまってのっていないので「爬虫・両生類情報誌クリーパー」から情報を抜粋したいと思います。
2009年に出版された書籍ですが現段階でこれ以上詳しく載っている本は存在しないと思いますので、いまのところバックナンバーで取り寄せが可能なので注文するのもありだと思います!!

トゲオアガマってそもそも何ぞや!?っと思う方も多いと思います。残念なことにリクガメ君より知名度は低いのです(笑)
ですが、パンキッシュなカラーリング、ズングリとした体形、つぶらな瞳、見た目と違って草食性と魅力が満載です!!

それでは種類とご尊顔をご紹介します!!

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サバクトゲオアガマ
私もペアで共に暮しているかわいい子です。この種類は比較的小型に分類されます!!

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ゲイリートゲオアガマ
非常に派手な体色になる種類です。この種類も比較的小型に分類されます!!

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ディスパートゲオアガマ
地味だなぁと思うかもしれませんが成長するとかなりキツイ色になる固体もいます。最大で50cmになるので大型に分類されます!!

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クツズミトゲオアガマ
ゲイリートゲオアガマの近縁種で、光沢のある黒い体色が特徴らしいのですが国内への輸入があったのかすらわからず写真がありませんでした!!

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エジプトトゲオアガマ
トゲオアガマの中では最大の大きさになる種類です。自然界だと75cmにもなる固体がいるそうです。

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トーマストゲオアガマ
トゲオアガマの中では特に短い特徴的な形の尾を持つ小型のトゲオアガマです。オスの成体は強烈な体色になります!!

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コウテイトゲオアガマ・プリンケプストゲオアガマ
数年前まで一度たりとも輸入された事がなかったことから幻とまで言われていましたが近年輸入されるようになったようです!!

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シスターントゲオアガマ
全身が大きな鱗に覆われおろし金のようなのが特徴で、体色は金色になるそうです。もしかすると輸入された事があるかもしれませんが見たことがありません…(笑)


種類としては大きく分けるとこんな感じです。ここから近縁種や亜種などに分かれていきます。
価格も種類により1万円くらいの固体から100万円近い固体までと様々です。

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ただ共通して言えることは、人間では火傷してしまう様な強力なバスキングランプと紫外線、そしてケージ内での温度勾配を必要とします。
そして砂漠に住む種類が多いので日本の湿度には弱いので、もし共に暮そうと考えるならばエアコンがある部屋にケージを設置してあげてください。
そしてリクガメ君だと夜間寒いと問題になりますがトゲオアガマはその寒さが必要になります。
ダラダラと一日中暖かいというのはダメで夜は寒いくらいの方が自然の生態に近い状態だと言えます。砂漠は昼間は遮蔽物も少なく恐ろしく暑いですが夜は霜が降りるほど温度が下がりますので昼間と夜間で温度差をつけてあげてください。

ご飯は殆どリクガメ同様と考えていただければ大丈夫なのですが、トゲオアガマは乾燥した穀物を良く食べるので常時食べれるように鳥用の穀物ブレンドで良いので設置してあげてください!!
オヤツとしてジャイアンミルワーム等を与えても良いですが与えすぎると内蔵の障害などになりますので少量与える程度にしておきましょう!!

リクガメと暮らすまで!!「お食事編」

リクガメ君と暮す決心もお家も作ったら次はご飯について考えてあげましょう!!
ワンちゃん、ネコちゃんの様に人工の乾燥フードのみを与えていれば良いというわけにはいきません!!
確かにリクガメ君専用の乾燥フードは存在しますが、現在リクガメ君と生活を共にしているリクガメライフの先輩方は100%、乾燥フードだけ与えているという方はいないです。
人にたとえるとこれから先カロリーメイトと水だけで過ごすと考えていただければ、良いと思います(笑)
ただし、乾燥フードが悪とは考えないで下さい。乾燥フードは匂いが強いのでそのぶん嗜好性も強いです。ご飯を食べてくれない時や極小ベビー等にふやかして与える等、活躍してくれるときもあります。

では、どのようなご飯を用意するのが良いかといいますと、基本的に生野菜や野草が適しています!!
リクガメ君のご飯はペットショップで買うのではなくスーパーの野菜コーナーで買うと思ってください。ただし、野菜にもリクガメ君のご飯には適さない野菜もあるので注意が必要です!!
そして、単一の野菜のみを与えるのも避けてください。栄養のバランスが偏ってしまい成長不全などに陥る場合があります。

簡単に言えば「偏食、ダメ絶対!!」って事です。

実際どのようなものを与えれば良いのかを説明します↓↓
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「主食:小松菜

入手難易度★
入手価格 ★
日持ち  ★

リクガメライフの強い味方の小松菜さんです。どんな田舎のスーパーだろうが売ってないって事は絶対にないです!!

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「主食:モロヘイヤ

入手難易度★~★★
入手価格 ★
日持ち  ★★

青汁の原料にもなる栄養の塊、モロヘイヤさんです。もしかすると売ってないスーパーもあるし、シナっとなるのが早いのが難点…

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「主食:サラダ菜」

入手難易度★
入手価格 ★★
日持ち  ★

焼肉に撒いて食べるとおいしいですよね!!ってのは関係ないですね。ちょっと値段が高いのでお財布に余裕がある時や記念日にどうぞ!!

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「副食:サニーレタス」

入手難易度★
入手価格 ★★
日持ち  ★

栄養価の問題でこれだけ与えるのはだめなので副食として混ぜて与えてあげてください。

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「副食:カボチャ」

入手難易度★
入手価格 ★
日持ち  ★

食べる個体と食べない個体に分かれます。ちなみち私の家のリクガメ君の中ではソマリアリクガメ(大型種)だけが食べてくれます。

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「副食:タンポポ

入手難易度★~★★★
入手価格 ★
日持ち  ★★

野草なので、都会に住んでいらっしゃる方には入手が厳しいかもしれませんが、私のように田舎在住のものにはいたる所に自生しています。ただし、農薬などがかかっている場合やそもそも他人の私有地に生えている場合には採取に注意が必要です。田んぼのあぜ道などに自生してる場合には農家の方に挨拶すれば殆どの場合採らせてもらえます。

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「副食:クローバー」

入手難易度★
入手価格 ★
日持ち  ★★

都会、田舎関係なく公園に行けば殆どの場合、自生しています。四葉のクローバーを探しながらご飯の用意をしたい時にどうぞ。ただし、草枯らしなどの薬品が散布されてる場合があるので注意してください!!

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「副食:ノゲシ

入手難易度★~★★★
入手価格 ★
日持ち  ★

都会に住んでいると入手が難しいかもしれません。タンポポに似た花をつけますが葉がギザギザとしてかなりパンキッシュないでたちをしています。タンポポよりも大型なので一株採ってベランダで育てれば長持ちします!!


野草採取時の注意点としては、この季節は科が多いのでその対策をしましょう。そして私は経験があるのですがサイクリングロードやウォーキングコースで野草の採取をしていると運が悪いと通報されて職務質問を受けることになります…
人が通りかかったら挨拶をしてスマイルでいる事をオススメします!!

リクガメと暮すまで!!「ケージセレクト+α編」

リクガメ君と生活するうえで、1本持っていると便利なケージをご紹介します!!
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ウサギ用ケージです!!

なるべく単純なつくりの物でメッシュが広すぎないものがオススメです!!

使用用途は非常に多く、リクガメ君を日光浴させる時やケージのメンテナンス中の移動先として使えます。緊急時の隔離先にも利用できたりもします。
単純なつくりの物の方が良い理由は…

・パーツが少ないので丸洗い出来る
・価格が安い
・軽い

私を含め、一軒家ではなくマンション等でリクガメ君と暮している、もしくはこれから暮そうと考えてる方にはベランダやバルコニーでの日光浴中の事故やカラスの襲撃を防ぐといったてんからもウサギ用ケージを1本持っておくと非常に便利です!!
女性でも片手で運べるほどの軽さのうえメンテナンス性もよく値段も安いという走攻守そろった素晴らしい一品です!!

リクガメと暮すまで!!「ケージセレクト編」

ショップに足を運んで色々な種類のリクガメ君を見て共に暮す種類が決まったら
次にリクガメ君のお家と最低限必要な物を準備しましょう!!

バスキングランプ(体温調節をします、紫外線照射可能なのをセレクトすると良いかも)
サーモスタット(温度を自動的に保ってくれます)
水受け(水を飲んだり水浴びをします)
餌鉢(常時設置するのではなくご飯の時間だけ設置しても良いです)
パネルヒーター(冬場に絶対に必要になるので用意しましょう)
湿温計(適正な湿度温度なのかをチェックしましょう)
床砂(床にひくマットで糞や尿を吸着してくれます)
ケージ(リクガメ君のお家になります)


ケージは下記の事を考えてセレクトすると良いかもしれません↓↓

①掃除のしやすさ
②成長後に必要なケージサイズ
③温度勾配・湿度を維持できるか
④美観(自分の部屋に置く物なのでモチベーションに繋がるかも!?)

成長後に必要になるであろうケージサイズの目安と温度勾配について簡単に説明します。
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まずは、成長後に必要なケージサイズの確保から説明するとAをリクガメ君とした場合、
ケージの底面積はAの約10倍がベストサイズと言われています。

「例.パンケーキガメ 甲長18cm 甲幅10cm」
この固体の甲羅面積は180cm2ですから10倍して1800cm2の底面積のケージが望ましいと考えると
横60cm×奥行き45cmのケージならば底面積2700cm2ですので隠れ家となるシェルター等を設置するスペースも十分確保出来ます。

次に温度勾配ですが、バスキングランプの近くになるほど温度は上がり、離れればそれだけ温度も下がります。
ケージ全体が一定温度にならず、暖かい場所と涼しい場所があるという事を温度勾配を付けると考えていただければよいと思います。
これはある程度のケージサイズとバスキングランプの出力、シェルターの設置等で解決する事が出来ます。

これらの事をふまえると2タイプのケージが選択肢にあがると思います。
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左が一般的に言われている水槽で右が爬虫類両生類用の専用ケージです。
はっきり言ってどっちでも問題はないですが、普通の水槽の場合は上部からしか手を入れる事が出来ないので掃除等のメンテナンス性に欠けます。
そして上部が全て空いているという事は湿度が保ちにくく外部環境の影響が出やすくなります。ちょっとした工夫が必要になりますが専用のケージに比べると圧倒的に値段が安いです。

専用ケージはメンテナンス性や湿度の管理など爬虫類や両生類の育成に特化していますので申し分がないのですが値段が高いです。
そして専用ケージにもより湿度が保ちやすいタイプと通気性がよく湿度を上げにくいタイプもあります。
自分がこれから共に生活をするリクガメ君にあったタイプを選択してあげてください。


これだけ揃えれば後はリクガメ君を迎えるだけですが、迎える前にもう1度考えてください。リクガメ君は長生きです種類によっては30年以上生きる子もいます。近くにリクガメ君の治療をしてくれる動物病院はありますか?
そしてこれから先、リクガメ君ではなく自分自身にも幸不幸、様々な事が起きると思います。そんな時に飼うんじゃなかったと後悔をしない自信がある人だけリクガメ君を迎えてあげてください。

リクガメと暮らすまで!!「リクガメ君セレクト編」

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過去の私を含め、リクガメと暮らしたいけどどうしたら良いのか…

「ショップで全部教えて貰う!!」なんてナンセンス!!

どうせだったらこれから家族になるリクガメ君の事を色々と知っておくとより一層、愛着が沸くこと間違いないです!!

 まずは、国内で流通している比較的入手しやすい小型種のカメさんをご紹介します!!

 っと、その前に最低でもお家にお迎えする前にチェックすべき事があります!!

 

①見た目のわりに軽くないか(他の子と比べてみてください)

 

②四肢を使い甲羅を地面に触れさせて移動していないか

 

③爪や指に異常はみられないか

 

④甲羅に欠損や明らかにおかしい形をしていないか

 

⑤甲羅はやわらかくないか(甲羅の形成不全なので病気です)

 

⑥口や鼻から体液が出ていないか(何らかの病気の疑いがあります)

 

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インドホシガメ」 

 

・飼育難易度★★★

・成体最大甲長30cm前後

・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」

・値段「25000円前後(サイズの柄で値段がかなり違います)

 

日本国内で一番有名ではないかと思われ、この種類なら見た事のある方も多いと思います。

超有名種ですが若い固体は湿度が必要になり一定以上の湿度の維持する必要があります。

私も1匹共に暮していますが別種のリクガメよりも神経質な感じがします。とくに若い固体は常に異常はないか見守ってあげて下さい。

 

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ビルマホシガメ

 

・飼育難易度★★~★★★(インドホシガメより簡単との話もチラホラ)

・成体最大甲長30cm前後

・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」

・値段「ベビーで10万円前後(成体だと30万を超えてきます)」

 

いきなり買う固体ではありませんの一言に尽きます。国際条約で保護されているので繁殖したCB固体が流通しています。まわりにこの種と暮している人がいないので情報がさだかではありませんが、インドホシガメほど湿度にうるさくはないとのことです。

 

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 「ヘルマンリクガメ」

 

・飼育難易度★

・成体最大甲長30cm前後

・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」

・値段「15000円前後」

 

初めてのリクガメ君との生活をする方にはオススメな種類です。

リクガメの中では安価で、日本の四季特有の湿度変化などにも対応できちゃう凄く丈夫な種類です!! 

その上、運動量も多く好奇心も強い固体が多いので人馴れするのも早いです。

何を隠そう私も最初に暮し始めたリクガメ君はヘルマンリクガメでした。

私がお世話になっているショップの店長いわく

「ヘルマンリクガメをお星様にしてしまう人はそもそもリクガメの飼育には向かない」

 とまで言わしめたほどの強い種類です!!

 

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「パンケーキリクガメ」

 

・飼育難易度★

・成体最大甲長18cm前後

・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「60cm×45cm×45cm」

・値段「15000円前後」

 

甲羅の形状だけ見ると、水生カメ君に見えますが正真正銘のリクガメ君です。

名前の由来は、敵に襲われた時などに岩場に逃げ込み甲羅をホットケーキが膨らむがごとくして岩場に密着させ敵の攻撃をかいくぐる為、パンケーキと言うファンシーな名前になっております。

小型種の中でも成体サイズが特に小さいサイズの部類に分けられると思います。ヘルマンリクガメ同様に非常に活動的でケージから脱走なんてこともしばしばあるそうですので脱走防止の工夫は必要になってくると思います。ヘルマンリクガメ同様に丈夫な種類として知られていますし、成体サイズも小さいことから初めてのリクガメ君との共同生活にはオススメな種類です!!

 

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クモノスガメ」

 

・飼育難易度★~★★★

・成体最大甲長15cm前後

・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「60cm×45cm×45cm」

・値段「28万円前後」

 

値段からも判るように国際条約で保護された種でCB固体が極少量、流通しているだけです。小型リクガメの中でも特に小さい部類だと思われます。飼育難易度ですがあまりに情報が少ないのでこのような表記にしました。はっきり行っていきなりお迎えする種ではないと思われます。

 

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「チャコリクガメ」

 

・飼育難易度★★~★★★

・成体最大甲長25cm前後

・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」

・値段「10万円前後」

 

小さなケヅメリクガメと言われているほど、大型種のケヅメリクガメに似ています。

実際にチャコ君と暮している方からの情報だと食にムラがあっていきなり餌を食べなくなったりすると言っていました。個体差なのかもしれませんが、手軽に迎えるべき種なのかは断言する事は難しそうです。サイズ的にはケージ飼育で問題はない種類ですので考えてみるのも良いかもしれません。

 

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ロシアリクガメ

 

・飼育難易度★~★★

・成体最大甲長28cm前後

・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」

・値段「15000円前後」

 

ヨツユビガメ」・「ホルスフィールド」等とも呼ばれ流通しています。

現地での採取固体が流通するため採取場所により生態が違う事を考えてある程度、ショップでのストック期間がある固体をチョイスするほうが癖をつかみやすいかもしれません。日本の四季特有の気候変化にも強く、非常に活動的な種類です。

一度ショップで手にしてみると判ると思いますが甲羅に独特の「カサカサ感」があるのも特徴です。

 

つづく