リクガメと暮らすまで!!「リクガメ君セレクト編」
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過去の私を含め、リクガメと暮らしたいけどどうしたら良いのか…
「ショップで全部教えて貰う!!」なんてナンセンス!!
どうせだったらこれから家族になるリクガメ君の事を色々と知っておくとより一層、愛着が沸くこと間違いないです!!
まずは、国内で流通している比較的入手しやすい小型種のカメさんをご紹介します!!
っと、その前に最低でもお家にお迎えする前にチェックすべき事があります!!
①見た目のわりに軽くないか(他の子と比べてみてください)
②四肢を使い甲羅を地面に触れさせて移動していないか
③爪や指に異常はみられないか
④甲羅に欠損や明らかにおかしい形をしていないか
⑤甲羅はやわらかくないか(甲羅の形成不全なので病気です)
⑥口や鼻から体液が出ていないか(何らかの病気の疑いがあります)
「インドホシガメ」
・飼育難易度★★★
・成体最大甲長30cm前後
・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」
・値段「25000円前後(サイズの柄で値段がかなり違います)
日本国内で一番有名ではないかと思われ、この種類なら見た事のある方も多いと思います。
超有名種ですが若い固体は湿度が必要になり一定以上の湿度の維持する必要があります。
私も1匹共に暮していますが別種のリクガメよりも神経質な感じがします。とくに若い固体は常に異常はないか見守ってあげて下さい。
・飼育難易度★★~★★★(インドホシガメより簡単との話もチラホラ)
・成体最大甲長30cm前後
・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」
・値段「ベビーで10万円前後(成体だと30万を超えてきます)」
いきなり買う固体ではありませんの一言に尽きます。国際条約で保護されているので繁殖したCB固体が流通しています。まわりにこの種と暮している人がいないので情報がさだかではありませんが、インドホシガメほど湿度にうるさくはないとのことです。
「ヘルマンリクガメ」
・飼育難易度★
・成体最大甲長30cm前後
・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」
・値段「15000円前後」
初めてのリクガメ君との生活をする方にはオススメな種類です。
リクガメの中では安価で、日本の四季特有の湿度変化などにも対応できちゃう凄く丈夫な種類です!!
その上、運動量も多く好奇心も強い固体が多いので人馴れするのも早いです。
何を隠そう私も最初に暮し始めたリクガメ君はヘルマンリクガメでした。
私がお世話になっているショップの店長いわく
「ヘルマンリクガメをお星様にしてしまう人はそもそもリクガメの飼育には向かない」
とまで言わしめたほどの強い種類です!!
「パンケーキリクガメ」
・飼育難易度★
・成体最大甲長18cm前後
・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「60cm×45cm×45cm」
・値段「15000円前後」
甲羅の形状だけ見ると、水生カメ君に見えますが正真正銘のリクガメ君です。
名前の由来は、敵に襲われた時などに岩場に逃げ込み甲羅をホットケーキが膨らむがごとくして岩場に密着させ敵の攻撃をかいくぐる為、パンケーキと言うファンシーな名前になっております。
小型種の中でも成体サイズが特に小さいサイズの部類に分けられると思います。ヘルマンリクガメ同様に非常に活動的でケージから脱走なんてこともしばしばあるそうですので脱走防止の工夫は必要になってくると思います。ヘルマンリクガメ同様に丈夫な種類として知られていますし、成体サイズも小さいことから初めてのリクガメ君との共同生活にはオススメな種類です!!
「クモノスガメ」
・飼育難易度★~★★★
・成体最大甲長15cm前後
・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「60cm×45cm×45cm」
・値段「28万円前後」
値段からも判るように国際条約で保護された種でCB固体が極少量、流通しているだけです。小型リクガメの中でも特に小さい部類だと思われます。飼育難易度ですがあまりに情報が少ないのでこのような表記にしました。はっきり行っていきなりお迎えする種ではないと思われます。
「チャコリクガメ」
・飼育難易度★★~★★★
・成体最大甲長25cm前後
・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」
・値段「10万円前後」
小さなケヅメリクガメと言われているほど、大型種のケヅメリクガメに似ています。
実際にチャコ君と暮している方からの情報だと食にムラがあっていきなり餌を食べなくなったりすると言っていました。個体差なのかもしれませんが、手軽に迎えるべき種なのかは断言する事は難しそうです。サイズ的にはケージ飼育で問題はない種類ですので考えてみるのも良いかもしれません。
「ロシアリクガメ」
・飼育難易度★~★★
・成体最大甲長28cm前後
・終身単独飼育での必要最低ケージサイズ「90cm×45cm×45cm」
・値段「15000円前後」
「ヨツユビガメ」・「ホルスフィールド」等とも呼ばれ流通しています。
現地での採取固体が流通するため採取場所により生態が違う事を考えてある程度、ショップでのストック期間がある固体をチョイスするほうが癖をつかみやすいかもしれません。日本の四季特有の気候変化にも強く、非常に活動的な種類です。
一度ショップで手にしてみると判ると思いますが甲羅に独特の「カサカサ感」があるのも特徴です。
つづく